ではストレスはなぜ発生するのでしょうか?
人間、各々違う環境、社会に育ち、考えも皆違う、人々の集まりの
中で生活していますが、その中で一応に備わっているものがあります
それは自由に思考できる、心を持っています、またそれぞれに自我も
あります、人間欲望がないと生きていけませんので、まあ欲望を達成
する快感を、追っているといってもいいでしょう。
人間は他の動物と違って、本能と知能を持ち合わせいますし、外界から
の刺激に対して、各々自我との葛藤で、情報を処理していかなければ
なりません、多くの人との関わり合いの中では、時には妥協しなければ
なりませんし、人生に対しても挫折、不安等いろいろあるでしょう、そこで
生じる生理的現象心の負担が、ストレスといっていいでしょう。
そこで生じるストレス度は、各自の知的情報処理能力で、違ってくる
のはいうまでもありません。
これはあくまでも目安ですが、高いストレスが度々有ると
何らかの病気になりやすいとされています。
以上ストレス度の高い物を上げて見ましたが、これはすべて不安要素
が変化したもので、この不安は生まれてからずっとついて回るもので、宿命
みたいなもの、人生いかにして不安を克服していくかということでしょう。
人生刻々変化しています、環境の変化が多い事が解ります
意識する、しないに関わらず、自然にストレスが溜まると言ってよいでしょう。
長い人生の中には必ず当てはまる項目ばかりですが、いかにして受けるストレス
を少なくしていくかが、人生の知恵になります。
お金 財産 食い気 名誉欲 権力欲 自己顕示欲 安楽欲 健康欲 長寿欲 家庭円満欲 よい子を得たい欲 よい家 よい職 知識欲 自由欲 尊敬されたい欲 信用されたい欲等
日常何気なく思う欲は、随分多いことに気がつきます。
人々は、こうした欲望や願望を達成し、幸せにと願わない人はまずいないでしょう。
また欲というのは足りないという意識の裏返しで難しくなりますが、相対的な世では、
貧乏を経験しないと満たされないといいますから、ほどほどが肝心でしょう。
これは物質的なものより意識的なものですので、逃れられないものになります。
以上の欲望や願望が過大すぎると、ストレス度も高くなるわけで、いつも身も心も
ストレスにさらされていることにになり、自然と体も老化していくことになります。
自由に思考できる心を持っているからといって、なにを思ってもいいという事ではない。
さて病気の原因は、ストレスが関係していると言いましたが、それは心
の想いが、そのままホルモンの分泌に関係してくるからです。
人間は本能的には、自己防衛が強いとされて
いますので、ストレス度が強くなればなるほど
無意識の内に自己防衛に走り知的活動を抑えて、エネルギ−の蓄えをはかり、事態
の対処に備える事になります。叉心の想いによつても、ホルモンの分泌も違うわけで
怒り、不満などは知的回路が遮断され、本能による攻撃性が強くなります。
また悲しみや 不安などは細胞を不活発にして、免疫力を低下させて病気に
成りやすい。ともあれストレス度を抑えれば、事態の悪化は防げる訳で
外界からの刺激に対して、心がどう対処するかが、問題になります。
そこで心の知能が事態に対して、自我とどう折り合うかが、鍵と成ります。
また人間に付いての理解も知っておく必要も有ります。